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突然ですが歴史の話です。

世にいう「戦国の三英傑」とは織田信長・豊臣秀吉・徳川家康のことです。

それぞれの偉業・功績は甲乙つけがたいほど山盛りですが、こと人気面(特に現代の)では差があるように思います。

ぶっちぎり人気は織田信長でしょう。「日本人が好きな歴史上の人物」というよくありがちなアンケートなどではだいたい信長か坂本龍馬が1位ではないでしょうか。

秀吉も人気は当然ありますが、信長には一歩ゆずると思います。日本の歴史上もっとも出世した人物ともいわれますが、最晩年の秀吉の行動には眉をひそめる人も多いと思います。詳しくは省きますが適当な大河ドラマを参考にしてください(笑)。

さて徳川家康については評価が別れるところでしょう。「日本人が好きな歴史上の人物」などではベストテンの7~9位くらいが定位置のような気がします。実際「ニッポン人が好きな偉人ベスト100」という昔のテレビ番組では6位でした。(信長1位、秀吉4位)

個人的には三英傑の中では一番好きな人物です。今川家の人質だった幼少時代や織田信長と唯一の同盟関係だった青年時代。武田信玄に苦しめられ、秀吉の下位に甘んじだ壮年期。そして艱難辛苦を乗り越え天下人に。とてもドラマチックですね。

にもかかわらず人気がイマイチなのは大きくいって3つ理由があると思います。一番大きいのは大坂の陣にて秀吉の遺児、秀頼を滅ぼしたこと。そして秀吉の死の直後の政治的な駆け引きが腹黒くみえたこと。最後にふとってたことでしょうか(笑)。ふとっていたのは晩年になってからだそうなので、結局秀吉と同じで、人生のゴール直前での行動で、イメージを落としてしまったのではないでしょうか。

歴史から学ぶということはこういうことなのでしょう(笑)。

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